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2007/05/20

ツリークライミング

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昨日、私が担当している「八ヶ岳森つくりの達人」講座でツリークライミング体験を実施しました。この講座は昨年から2年掛けて様々な観点から「森つくり」を考えようという講座でNPO「八ヶ岳南麓景観を考える会」が主催し、私が担当している講座です。

 一昨日の天気予報では当日は明け方まで雷雨、明け方以降は急激に天候が回復するという予報で、実施するか中止するか大いに悩む天気予報でしたが「エエイ!ママヨ!」の気合で実施することに勝手に決定し、当日の朝、目が覚めたらベッドの頭のある天窓には大粒の雨が降っているじゃアリマセンカ!オマケに雷は天空に響き渡り、そういえば講師をお願いしたインストラクターの先生からはくれぐれも「雷がなったらとにかく中止ですからね。いいですね。」と念を押されていたのを思い出し「夢だ、夢だ、これはきっと悪夢だ」と言い聞かせもう一度布団をかぶって寝たフリをする事に・・・・

 しばらく寝たフリをしてからもう一度布団をはぐって天窓を見上げたら当たり前のように大粒の雨・・・アアどないしょ・・・てな事、考えても仕方なく、兎に角実施と決めてしまったのでもう後に引くわけには行かず集合場所へ・・・三々五々集まってくる参加者は手に手に傘を持って「ホントにやるんですか?」「ヤリマス!」「ホントニ?」「ホント!」「雨降ってますよ」「もう直ぐ晴れます!」「もう直ぐ?」「もう直ぐ!」てな事を言いながら何とか時間を稼ぎつつ先生に電話「そちらの準備状況はどうですか?」「準備たって雨で出来ませんよ」「こちらは晴れてますよ」「こっちは雨です」「何とかなりませんか?」「何ともなりません」「そっちに行ってもいいですか?」「来ても車の中で待ってもらう事になりますよ」「・・・・・」

 ダメカナ、と思ったとき何と雨が小降りになり何やら薄日が差してくるではアリマセンカ!胸を撫で下ろしながら「ホラッ晴れたでしょ」何て当然といった顔でノタマワッテ一路現地に向かいました。車で10分位行った森の中が今回のツリークライミングの体験場所「先生、何とかヨタヨタとやってきました後は宜しく」てな訳で何とか先生にバトンタッチ。

 「ツリークライミングとは何ぞや」とか「初心者の心構え」といった一通りのレクチャーを受けた後いよいよロープを使って木の上の空中散歩へと皆、旅立ちました。それが上の写真。いい大人12名と子供2名がワーワーキャーキャー言いながらエッチラオッチラ、ロープと格闘しながら徐々に空中に登って行きます。こうなるともう歳は関係無いですね。ひとすら上を目指すのみ。面白いのなんの!子供の方が慎重で大人達はもう競争のようにひたすら登って行きます。地上約10mほどの樹の上に到着すると一時の至福の時間が訪れ、しばらくボーとした後、「オーイ、降ろしてくださ~い」と下で見守っている先生にお願いする。そう、初心者の悲しさで登る事は登るのですが下りる技術は無いのでひたすら先生にお願いして下ろしていただくしかないのである。

 もともとカナダの林業従事者達が森林保護の為に編み出したロープテクニックから今はレジャーにまでなったツリークライミング、楽しい!とにかく楽しい!樹上の旅をとおして森の現状を見詰めて欲しいという究極の目的をもって樹に感謝しながら登らせて頂く・・・あなたも如何ですか。詳しくはTCJ(ツリークライミングジャパン)までお問合せ下さい。先生、今回は天気に泣かされましたね・・・ヤレヤレ

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