facebook始めました
「エジプト人もすなるfacebookを我もしてみむとてするなり。」
仕事の関係でfacebookをしなくてはならなくなって始める事にしました。今までミクシイはしていたのでそれ程違和感はありませんでしたが、昨今、世界中で話題になっている通信手段だけあって瞬く間に関係が広がっていくのが分かります。
正に、「友達の友達は友達だ」状態ですね。一国の政権が崩壊してしまうような力を持っているだけあって一種恐ろしい様な気も正直しますがそれにしてもこれを考えた人間は凄いですね。
私はどちらかと言うと、こういうのが苦手なので出来れば避けて通りたかったのですが時代の流れといいますか、食わず嫌いはいけないと言うか(笑)人に背中を押して貰いヨタヨタと仕方なく始めた訳ですが登録して直ぐに高校の同級生やら仕事の関係者とかでドンドン繋がっていってもう10数年も音信不通だった友人から連絡が来たり、本当にfacebookやるな~といった感じです。
発端は先日、東京で実施したイベント企画に参加したのが始まりなのですが、それは今年が国連が定めた国際森林年にあたり「我々、木に関わる仕事をしている人間達も、もっと一般の若い人達に自分の国の森に興味を持って貰わねばならぬじゃないか」とよせばよいのにエラそうな事を口走ってしまったもんだから「それじゃ、お前も手伝え」と言うことになってしまった訳です。
そのイベントの中で中心になって活動して頂いている方がやはりこういう世の中のヒット作品を企画していく人だった為に「山の人達も申し訳ないがもう少しパソコンに慣れて欲しい。facebookはやって貰わないと困る」とハッキリ言われてしまい、「そりゃそうだいくら森林破壊がどうの新月伐採がどうの葉枯らしがどうのと理屈を言ったって次の世代を担う若い人達に興味を持って貰わないとどうしようもないよな」と納得してしまったと言う訳です。
このfacebookが他のネットワークと違うのは実名で登録と言う事ですね。他のネットワークの場合だとハンドルネームだったりして自分の素顔を隠して会話する事ができるのですがfacebookは実名なので堂々と自分のプロフィールを出してしまうというところが凄いですね。
勿論、公表する範囲は自分で選択できるのでそういう意味では他のネットワークと同じですが実名だというところが一番の違いですね。
それから登録している情報からネットワークが無限大に広がっていくようになっていて「友人かも?」なんてメッセージが入るとつい調べてみようかなと思ってしまうのでそこが又、ネットワークを広げる仕組みになっているのでしょうね。
正に「ネズミ講」の様な仕組みですね(今時、言わないか・・・)私の基本的な考え方は「人はいつも誰かに支えられて生きている」と思っているので出来れば直接会って話をして目を見ながら対話をしたいと思っているのですがどうしても時間的、距離的な制約があって直接会える人数は限られてしまいます。
それに比べてfacebookはより多くの人達と短時間に距離感を超越して繋がっていく事が出来るのでそれは凄い効果があると思います。
しかし、気を付けなくてはならないのは、やはり文字を媒介としているので間違った情報が伝わると瞬く間に多くの人に間違った情報が伝わってしまうということだと思います。
今まではテレビやラジオといったある程度、情報源の正確さを確認してから報道するというマスメデイアのセキュリテイ機能が働いていたのが今は例えばこのfacebookを利用して誰でも自分の持っている情報を世界中に発信出来て仕舞うという危うさを秘めているということだと思います。
何でもそうですが要は使う人のモラルの問題だと言う事ですね。
facebook便利な意思伝達機能を持った素晴らしい仕組みだと思います。
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