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2021年7月

2021/07/19

地元あるある話~交通マナー編~

私は八ヶ岳南麓に30年近く住んで今はお隣の長野県から通勤しています
が、もともと両県の県境に住んでいたのであまり違和感は感じていません。
それでも県が違うと県民性の違いもあって時々フッと苦笑いする事があります。
最近思うのは「交通マナー」。一時期、話題になった「横断歩道一時停止率」
   

知っておられる方もいると思いますが、長野県が日本一です。これは片側1車線の道路という条件で全国で統計をとったものですが、その割合は全国平均で21.3%です。

そして統計開始以来、ダントツの日本一を続けているのが長野県でその
割合は何と72.4%! 2位の兵庫県が57.1% 山梨県は35.8%で6位につけています。

山梨県も決して悪い数字ではありません。

しかし、それでも長野県はダントツの割合で横断歩道で一時停止するのです。
ちなみに最下位は宮城県の5.7%です。

これは長野県に移住した人間にとってカルチャーショックです。何も他
の県が悪いと言っているのではなくて長野県の人達がいかに一時停止を
守っているかという事です。私も最初は気にしなかったのですが自分が
車を運転していて横断歩道を人が渡ろうとしているのに気づかずに通り
過ぎると後ろの車が必ず止まって歩行者を横断させているのを見て、
   

段々、自分が情けなくなってきました。「そんなの当たり前だろ!お前が悪い」と言われればその通りなのですが八ヶ岳の余り人が歩いていない道を普段、運転している時にたまに横断歩道で人が立っているのを見て一時停止すると後ろの車が自分を追い越していこうとして横断中の人とぶつかりそうになるなんて経験が何度かあります。

しかし、長野県でこれをやるとハッキリいって廻りの人から白い目で見
られる事になります。「これは何でなんだろ?」と不思議に思っていた
のですがフト最近、思う事があって、これは普段から横から車が出そう
になっていると譲ってあげたり、勿論、横断歩道で当たり前の様に車が
止まるのを見たり、同乗しているその家族や知人も見ていて経験しているとそれが当たり前り前になるのだなと最近、気付きました。

昨日も小淵沢駅前の横断歩道で立っていると右から2台、左側から1台、
当然の様に別に私を気にする事もなく通り過ぎて行きました。帰りも今
度は反対側に立っているとやはり右側から車が1台、当然、一時停止す
る事なく通り過ぎて運転していたオジサンがこっちを見て頭を下げて行
きました。あれは「ゴメンね」の挨拶でしょうかね?

横断歩道の一時停止違反は違反点数2点、反則金9000円ですよ。くれぐ
れも一時停止を守る様にしましょうね。歩行者に優しい運転を目指しま
しょう。

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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