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2018年10月

2018/10/28

自然災害

 今年は八ヶ岳も台風24号の大きな被害を被りました。年々、温暖化の影響で自然災害が世界的に増えてきていますが日本でも大きな台風が度々上陸するようになり被害が大きくなってきました。

 特に八ヶ岳では間伐が進まない赤松、唐松が大きく育っておりこれが台風の強風で倒れたり根が起きたりして大きな被害を呼ぶきっかけになっています。

 長野県側の中部電力では開業以来最長の4日間停電が続く地域もあり特に大きな被害が出た様です。私達が活動する山梨県側でも道路が土砂で流されたり倒木で建物被害が出たりして未だにその対応に追われている状況です。

 特にこれから寒い時期に向かうにあたり倒木で屋根が壊れたり煙突が折れてしまったりした被害が数多く発生し修理が間に合わない状況で、皆さん寒い思いをしながら修理を待っている状態です。

 自然豊かな環境の中で暮らすという事は美しい自然の恵みを沢山、感じる事が出来る反面、こういう自然災害というリスクにも晒される可能性がありその為の備えが必要となってきます。

 特に地球温暖化は他でもなく人類が生み出した人災ともいえる側面も持っているので何だか複雑な思いもします。自分達が森の中で暮らすという事はそれなりに自然に対してもインパクトを与えるのは間違いない事だし、それが自然災害をもたらす要因の一つとなるならそれも良く考えてみなければならない事です。

 だからこそせめて出来るだけ自然に対して謙虚で影響を与えない様な暮らしを送る事が大切になってきます。森林を切り拓き別荘地を開発し更に太陽光パネルを設置する事がどれだけ自然に対するインパクトを与える事になるのか良く私達が考えなければなりません。

 木は光合成をおこない空気中のCO2を体内に固着し長くその放出を抑えてくれます。木を大切にし空気中のCO2を木が充分、育ってその役目を終えた後も長く体内に留めていけるように有効に活用出来れば地球温暖化の抑制に寄与する事が出来るかも知れません。

 八ヶ岳の自然環境もここ10数年で大きく変わってきた様な気がします。30年前、私が家族を連れて八ヶ岳に移住してきた頃は八ヶ岳は冬の晴天率日本一を誇り冬はほとんど雪が降らず晴れた冬の朝は放射冷却がきつくてとても寒かったのを覚えています。しかし、温暖化の影響で今は冬でもそれほど底冷えのする冬の朝を迎える事は少なくなり冬の南岸低気圧が通過していくと1mを越す積雪も降る事があります。

 自然の変化は間違いなく進んでいて私達はそれに対する暮らし方の工夫をしなくてはならなくなっています。どんなに科学が進んでも自然の変化を変える事は難しいのです。私達はこれからも自然に対する畏敬の念を忘れずに暮らしていく事が求められています。

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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